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特性インピーダンスの変節点

1、プリントパターンの途中でパターン幅をステップ状に変化させると特性インピーダンスの不整合がおこる。

  • このような点では、電源側、負荷側でインピーダンス整合されていても反射がおこり共振する場合がある。

  • 不整合を防ぐにはパターンをテーパー構造とするとよい。



<パターン幅変節点における共振の例>

  • 3mm幅パターン長50mmと1mm幅パターン長50mmを直接つないだ例。
  • 特性インピーダンスはそれぞれ、50と84オーム



<変節点の共振(回路図中のb点)>

  • 約840MHzで緩やかな共振点がシミュレーションできる。


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